アス夫がもし「発達障害の検査」を子どもの頃に受けていたら。

息子 発達障害

こんにちは。ブログを見に来てくださってありがとうございます。
発達障害をもつ男性をパートナーにして、日々奮闘しているワイ氏です。
ブログ投稿久しぶりになってしまいました。3ヶ月ぶり(笑)

この3ヶ月、アス夫に相談支援員さんの担当が決まったり、障害者枠で就職活動も行ってきました。はい、安心して下さい!まだアス夫は無職です!(2024年12月現在)

何度も言いますが、うちの子ちょっと他の子と違う…と感じたら。幼いうちに発達障害の検査は受けるべきです!

アス夫は40歳になってから発達障害と診断されたおじさんです(笑)幼い頃、コミュニケーションが苦手な子どもだったそうですが、家族からずっと「普通の子ども」として育てられてきました。ですが、「普通」を求められすぎた人生は、生きにくいだけでした。

小学校の頃はたくさん友達もいて楽しかったそうです。

クラスでも人気者だったそうですが、中学に上がった時に友達ができす孤立してしまったと。元々友人だった人たちともクラスが離れしまい、新しく友達を作ることが出来なかったそうです。この頃からすでに、発達障害特有のコミュニケーション困難が出てきたのだと思います。この時に発達障害の診断を受けていれば、必要な療育を受けることが出来て、高校進学の進路もまた変わっていたのでしょう。

高校時代はさらにひどく、いじめが日常的にあったそうです。自分の意見が言えない比較的おとなしい性格がターゲットになったのでしょう。相手を怒らせないように、自分が一歩引いてコミュニケーションを取る方法がこの時に確立したようです。「すみません」の口癖もこの頃から始まったようですね。

高校の三者懇談の時に、クラスの担任が「この子ちょっとおかしいところがあるので病院に行くべきです」と言われたそうですが、アス母はというと…

アス夫が10代の頃は大体1998年〜頃で、まだ「発達障害」なんて言葉も知られていない時代でした。クラスに「知的障害」「ダウン症」のクラスメイトが学年に1〜2名居るぐらいでしたね。担任の先生の伝え方に問題があったかもしれませんが、「障害児」と自分の子供が決めつけられたことに腹を立てるアス母の気持ちも分からない訳でもないです。とにかく「障害者」=「気持ち悪い」「社会のお荷物」「キ○ガイ」とか言われた時代でしたね。

親の思いは捨てて下さい。しんどいのは本人です。

自分の子供が他の子と違っていたら、親としてはそれを受け入れるべきか悩みますね。できる限りの事をしてあげて何とか「普通」になれるように色んな「学習」をさせると思います。

でも…その「普通」がその子にとってただ苦痛なだけならもはや虐待だと思います。

自分の子供が「普通」じゃないとダメですか?

「普通の子」と比べるのはしんどくないですか?

ワイが当時、「障害児を支援する施設」で働いていた時、支援級や支援学校に入れることを頑なに拒む保護者がいました。

「うちの子は他の子より成長が少し遅いだけ」

「うちの子は訓練をすれば普通の子と同じになれる、だから支援学校には行きません」

と、こんな感じでこのADHDの男児は、小学校は支援級にはいましたが、超多動なのでまともに授業を受けられる状態ではなく、当時4年生でまだトイレを失敗する状態でした。時々汚れたパンツをお母さんに見つけられたくないからと、持って帰らずトイレにそのまま流して詰まらせてこともあったようです。

地域の小学校の支援級だけでは当然手厚く支援をしてもらうのも難しく…この男児は徐々に「自分の思い通りにならない」事に感情をコントロールするのが難しくなり、とうとうスタッフや親御さんにも暴力を振るうようになっていきました。

障害のお子さんがいる親御さんに聞きます

自分の息子、娘が将来

無職で引きこもりの可愛い子供か。

障害者雇用で働いて自立して家を出ていく子供か。

どちらがいいですか?

障害があってもなくても、子どもが将来目指すのは「自立が出来ているかどうか」です。

つまり「自分の世話は自分で出来る」ぐらいの力がないと、親からずっと離れられずに引きこもりになる可能性は大です。就労が難しいくらいの重度の障害なら話は変わってきますが。

幼いうちに就労が可能なぐらいの「コミュニケーション力」「行動パターン」や「こだわりを」克服しておかないとしんどいですね。最悪な場合、ギャンブル依存やアルコール依存、親に暴力を振るって、脅して、引きこもり続ける子どもになる可能性もあります。

うちの子は絶対そんな風にならないわ!…と思うでしょう?

発達障害の子供が、療育を受けずにそのまま大人になると

間違いなくアス夫と同じような人生になりますよ

どうか、アス夫のような人が、これ以上増えないように願うばかりです。

幸いにも、アス夫は「家族に暴力を振るう」や「ギャンブル依存」「アルコール依存」にはならず、「就労に対する恐怖心」が強く、社会復帰出来ない状態が続いているだけです。

実家暮らしなので(事情があってワイとは暮らしていません)高齢の親の面倒を見つつ、自分も親に依存してる状態ですね。

何度も言います。

発達に違和感があるなら、幼いうちに検査を受けて下さい。

そして、その子にとって必要な療育を受けさせてあげて下さい。

僕のように大人になってから「生きにくい」と感じることは少なくすむはずです。僕からもお願いです。

ここまで読んで下さってありがとうございます。
2025年もワイとアス夫はあせらず、アス夫のペースで前に進んで行こうと思っています。どうか温かくブログを見守って下さい。

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「子育てのほんとうの原則原理」 奥田健次著

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つい子供の言いなりになってしまう・すぐに叱ってしまう・育てにくい子供・発達障害・かんしゃく・暴力・不登校など・・・

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