40歳で無職になった男が精神科を受診したら
こんにちは。ブログを見に来てくださってありがとうございます。
発達障害をもつ男性をパートナーにして、日々奮闘しているワイ氏です。
今回はアス夫(40歳、現在無職、実家引きこもり)が発達障害の検査の為に、精神科を受診したお話です。
無職になる前アス夫は少しだけ介護の現場で働いてたことがありました。
まだ発達障害の診断を受ける前です。
そんな中、アス夫が自分で『おれADHDだと思う』と言い出しました。
この時のアス夫の状態は
- 忘れ物をする
- 仕事内容が覚えれない、すぐ忘れる。
- ミスばかりするので上司に怒られる。
- 自分がどう動けばいいのか分からなくなり、不安になる。
- 朝出勤するときに猛烈な不安に襲われ涙が止まらなくなる。
- ワイに『死にたい』と言うてくる
自分の状態が明らかにADHDの症状と似ていることをネットで調べたようです。
ADHDとは?→https://www.otona-hattatsu-navi.jp/know/adhd/
結局ここも3ヶ月で退職することになり、アス夫はますます自分に自信を無くしていきました。
この頃のアス夫の口癖が
『ワイさ〜んもう無理や〜』『もう死にたい』
『俺が出来る仕事なんてどこにも無い』
です
こんな状態のアス夫を支えるのも中々大変でした。
元気になった・・・と思ったら次の日にはまた不安の波に落ちるアス夫。
じゃあ発達の検査を受けに行こう!と話をしても、すぐには行動できませんでした。
そもそもアス夫が検査を受けることに前向きで無かった
理由を聞くと
発達の検査てIQテストするやろ?
それでもし低かったらワイさん俺と別れるやろ?
・・・は?
はい、出ました、アス夫のメンヘラ。
アス夫は『IQが低くて自分が知的障害だとしたら、ワイさんは俺のことが嫌になって別れてしまう』と思ったらしく。
そんなんで別れるヤツだったらとっくに別れてるわ!
・・・とキレるワイ
この時アス夫はメンタルの調子がめちゃくちゃ悪く、介護の職場でも上司からかなりパワハラまがいな事を受けていたので、ボロボロでした。
朝起きてワイに送るLINEが 『おはよう』『死にたい』でした(笑)
おはよう
死にたい
アホか
↑ひどい!(笑)
ワイを失うという事に怯え、無職という不安にも押し潰させそうになっている中で、こんな発言がしばらく続いていました。
前に進むためには検査を受けるのが有効だとアス夫もわかっていたはずなのですが・・・
どんな結果でもアス夫と別れないよ、やっと面白くなってきたところやん、諦めずに一緒に頑張ろう
・・・・・ありがとう、ごめんなさい
毎日こんな感じでアス夫を励ましていました。
発達障害に特化した精神科を見つける
ネットで調べると、近所にちょうどクリニックがあったので、早速ワイが電話しました。
すると『初診は早くても1ヶ月後の予約になります』と言われ驚きました。
当時、コロナがまだ終息していない頃だったので、どこの精神科、心療内科も満員なんだと初めて知りました。
精神病にかかる人、発達に悩んでいる人がこんなにも多いなんて。
たまたま電話に出てくれた受付の方が親切で『どんな症状ですか?』と色々聞いてくださったので全部お伝えすると
あー・・・それは緊急性がありますね・・・
だいぶお待ちいただくかもしれませんが、今週土曜日どうですか?
と無理やり割り込んで予約を取って下さりました!
あの時の対応してくださった方には本当に感謝しています。
受診当日
クリニックに着くとまずは初診の受付をしました。これはどこの病院でも一緒だと思います。
気になったのは問診票に書く内容が、他の医院と少し違っていました。
- 家族歴を書くところがやたらある→ 一緒に住んでる人は?配偶者は?血縁者で精神科にかかっている人は?など
- 自分の性格は?→明るい?内向的?わがまま?無口?几帳面?負けず嫌い?など
- 最終学歴を書くところがある
ワイが見て思ったのは
発達障害や高齢者の方では、一人で受診したらまずスムーズに記入は困難だと思いました。不安な方は、誰かと一緒に受診することをお勧めします。
いざ、診察へ!
まずは一通り問診です。
アス夫も頑張って自分の症状を言います。
あー症状だけ聞くとADHDっぽいね、心理検査しようか
あ、今日するんですか?
いや、改めて別の日に予約になるよ
え
・・・結局その日は、問診と精神安定剤だけもらって後日検査となりました。発達の検査はすぐに出来るものではないんですね。初めて知りました。
ちなみにお薬は、アス夫が『死にたい』とか『気分の落ち込み』が酷かったので、ワイが先生に伝えると
- アリピプラゾール(1mg)心の具合を調節し、気持ちを穏やかにするお薬。
- 加味帰脾湯(漢方薬)貧血や不眠、神経症などに用いる漢方薬。
を処方してくれました。
そして心理検査の予約をとる時に
臨床心理検査は自費になりますので、12,000円になりますが、よろしいですか?
と言われました。
高っかあ!!!
↑心の声(笑)
よろしいですかと言われましても・・・受けるしかないので支払いましたよ、アス夫が・・・
後で調べて分かったのですが、他のクリニックさんでも臨床心理検査は1万円超えるのが普通のようですね、びっくりしました。
予約が取れて安心したのですが、その日の夕方初めてもらった安定薬を飲んだアス夫に変化が・・・
アス夫から来たLINE↓↓
ワイさん
はい
楽しい
ええええ!?
そんな即効性が!?
薬のおかげやな
知らんけど
楽しいのか(笑)
こんな笑顔久しぶりに見たわ(笑)
アス夫から『楽しい』が出てきたのは本当に驚きました。
しかも自撮りの写真付きで!!!(笑)
かなりラリってるのかと思うかもしれませんが、このLINEの文章は100パーセント事実そのまま載せてます(笑)
しかし残念ながら、この状態はこの日だけで・・・。
次の日からは薬を飲んでもいつもの不安症のアス夫でした。検査の日までしばらく安定しない日が続きます。
次回のブログではいよいよ臨床心理検査に挑むアス夫です。
果たして、アス夫のIQは!!!?
よろしければご覧になって下さい。
ブログの感想、ご相談などは下記のお問い合わせフォーム、Xへどうぞ。
X→https://x.com/asuperuasuo40
すぐにお返事出来ないかもしれませんが、ワイがお答えします。
最後までありがとうございました〜。
今回お勧めするのは
原井クリニック院長 原井宏明さん著 不安症でも大丈夫
アス夫の不安症が少しでもよくならないかと、勉強のために購読しました。
ところが、ワイの思ってた答えはそこには書いてなかったのです!
そもそも『不安にならないためにはどうするべきか』が間違ってた!目から鱗とはこの事か(笑)
パートナーに不安を抱えている人がいる方も是非オススメします。
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